2005-01-01から1年間の記事一覧

桜、「白の鳥と黒の鳥」いしいしんじ

咲いたと思ったら、あっという間の強風と雨。毎年のこととはいえ、はかない桜でした。「白の鳥と黒の鳥」いしいしんじ 角川書店1300本 「新刊展望」と角川書店HPに連載されたものを加筆修正した短編集。冒頭の「肉屋おうむ」はいままでの「麦ふみクーツェ…

本屋大賞、「夜のピクニック」恩田陸

第2回の本屋大賞が発表されましたね。今回のノミネート作品10作のうち、Jのイチオシは梨木香歩さんの「家守綺譚」でしたがこれは第三位。どちらかというと人に教えず密やかに読みたい本ですが、いい味なんでもっと多くの人に読まれるといいなぁと。もち…

日曜の夜と「明日の記憶」荻原浩

日曜の夜になると明日から始まる一週間を思って憂鬱になる人は多いみたいですね。(「サザエさん症候群」ってやつ)私も日曜の夜になると、何故か休みにできなかったことをやりだしたりする。たまったビデオを見たり、お風呂掃除や掃除を始めてみたり。今週…

沖縄染織物展、「琉球布紀行」澤地久枝

いつも利用してる図書館の下のフロアーで開催されていた「沖縄の染織 伝統と個」という展示会を覗いてみました。「琉球布紀行」澤地久枝(新潮文庫705本)を読んで、興味があったので。 特にルーバス・ミヤヒラ吟子さんという方が製作された首里織の微妙な色…

至福の時間

一週間それなりにストレスを溜めてると、週末が貴重。 私のスペシャルコースは図書館→古本屋→ブックオフ→新刊書店と回ること(笑、まぁごく地味ですが)そして最後にコーヒーショップでお茶を飲みながら、一日の収穫本を眺めるのが私の至福の時間です。 それ…

銀座と「私たちがやったこと」レベッカ・ブラウン

私の所属してたプロジェクト組織が発展的解散のため、本日は最後の報告会と解散会、発足会と連チャンでした。個人的な仕事はパッとしないので、ますます現実逃避の読書が進むかも(笑)そんな中読んだ本。こういう本は電車の中では今ひとつのりません(^_^;)「…

「もっと、わたしを」平安寿子

「もっと、わたしを」平安寿子 幻冬舎1600本 図書館のリクエストで半年近く待った本。平さんの明るい作風は貴重なので、もっと購入してください。(勝手) デブで愛想がいいだけで二股をかけるはめになった営業主任の江口、容姿がよく小生意気な男吉村とその…

週末の読書

まとめて<ときどき・にゅーす>に更新するのは結構面倒。どうせ記録していくのなら、いっそ個別に載っけてくようにしようか?と突然別日記を始めてみました。さて続くのでしょうか?「失踪日記」吾妻ひでお イースト・プレス1140本 突然の失踪から自殺未遂…