「スウェーデンの小さな庭から」

スウェーデンの小さな庭から」ビネール多美子 オークラ出版1714本
著者は外国にあこがれ、スウェーデン大使館に勤めたことをきっかけに、実際にストックホルムで仕事をし、ジャーナリストのクラッセと結婚。通訳や日本語講師を経てフリージャーナリストとして執筆活動をした方。ご自身の履歴、仕事、家族達のことを始め、福祉や環境、平等などスウェーデンの良い面もマイナスの面も綴られている。彼女が素晴らしいのは熱意はもちろんだけど、後はむしろ自然体に仕事を受けているところ。やっぱり物事をなす人は運も味方にするものなのだ、きっと。後半彼女が仕事等を通じてであった、トーベ・ヤンソンなど著名人とのエピソードが興味深い。