2006-03-06から1日間の記事一覧

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩 /2

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩 新潮社1800本一族の家宝である“ぬか床”を引き継いだ久美の周辺に発生する、不可思議を綴った幻想的な物語が、後半、一族の故郷「島」に向かうところから、物語は一気に生命への壮大な思索への突入。 エッセイ「ぐるりのこ…